手汗の分泌が過剰になる原因にはさまざまなものがあります。

手汗の原因としてもっとも多いと考えられるのが緊張感による発汗です。

 

人前でのスピーチや発表会などの際に緊張し、手にじっとりと汗をかく感覚を経験している人も多いでしょう。

 

また、額やワキなどの汗も緊張で分泌されることがあり、緊張による発汗は珍しいものではありません。

 

精神的な負荷が手汗の分泌に関わる原因としてはもう一つ、ストレスを抱えがちな性格であることも挙げられます。

 

特に人間関係や仕事関係のストレスを解消できずに抱え込んでいる人に多く、改善方法としては没頭してストレスを忘れられる趣味を持つこと、スポーツや旅行などリフレッシュできる機会を作ることがポイントとなります。

 

肥満の傾向が見られる人は手汗の分泌が多くなることが報告されています。

 

理由は皮下脂肪や内臓脂肪の増加で体の熱を効率よく逃すことが難しくなるためで、汗の分泌を増やして体を冷やそうとするためと考えられます。

 

不規則な生活がもとで自律神経が乱れてしまうことも手汗を多くする原因の一つです。

 

普段から夜更かしが多い人、徹夜で仕事などをする機会が多い人、睡眠の時間が十分に摂れていない人、食事の時間がまちまちな人などは注意が必要です。

 

病気の症状として手汗が大量に分泌されているケースもあります。

 

多汗症はその名の通り発汗が多い病気ですが、注意したいのは甲状腺の疾患の場合がある点です。

 

手のひらにかいた汗で水滴ができる、手のひらから汗が滴り落ちるなど、明らかに多いと感じる場合は病院での詳しい検査を受けることをおすすめします。