病気とは関係があるの?

人が汗をかく目的は体の体温調節をするためです。

 

真夏など暑い時期にたくさん汗が出るのはそのためで、体内の温度の上昇を汗をかくことで冷やして、体内の機能の維持をしているのです。

 

しかし、手汗の場合はとくに暑くもないときでも大量に出る場合があります。運動もしていないし、気温も低いのになぜ…?と悩む人は少なくありません。

 

手汗があまりにも多い場合は、なんらかの病気のサインである場合もあるので注意しましょう。

 

病気のサインとしての手汗でまず考えられるのは多汗症の症状です。

 

何もしていないときでも手汗が多く出るときがある、ノートに書いていてページが汗でふやけるときがある、気づくと机の上が汗で湿っているなどが当てはまる場合、手掌多汗症という多汗症を患っていることがあります。

 

また、手汗で注意したいのが甲状腺の疾患の症状である場合がある点になります。

 

甲状腺は普段はホルモンの分泌を調整する役割を持っていますが、甲状腺に何らかの異常があるとホルモンの過剰分泌や大量の発汗の症状を招きます。

 

とにかく気にしてしまうほど手汗が多い、人から手汗を指摘されることが多いなど、手汗の分泌が異常だと思う場合は早めに病院での診察を受けることをおすすめします。

 

甲状腺の異常を原因とする症状には手汗の分泌のほかに急に手が震えてしまうなどもあります。

 

大量の手汗に加えて手の震えを感じた場合は、多汗症ではなく甲状腺の疾患の恐れもあることを覚えておくと良いでしょう。